アモス3:7
「まことに、主エホバは、彼の秘密を彼のしもべ、預言者たちに啓示しないでは、何事もなさらない。」
私は今まで神のみこころを知る重要性を知らなかったので、自分の良いと思うこと祈ったり、ただ訓練で決められていることを理由もわからずおこなったりしていました。しかし、何をやるにしても、まず神の心の内にある願いを尋ね求める必要があることに気づかされました。
ある日私の周りで信じられないことが起きました。当初は内側が自分の感情や思いに浸されており、善悪でしか物事を見ることができなくなっていました。また、これをいかに解決するかとか、この兄弟姉妹に言うべきかなど、必死に環境を変えようとしていました。しかし、主は私を主との交わりに引き戻してくださいました。そしてその時、主の名を呼び求め始め、主の尊い血を取り、詩歌を歌い、御言葉を祈り読みしました。すると徐々に今までの感情や思い、意志が消え、内側が空にされた感覚がありました。そして主にやっと、「主よ、あなたのみこころをわたしに教えてください。あなたとミングリングしてください」と祈れるようになりました。その時与えられた御言葉は使徒行伝5:31です。「この方を、神は元首また救い主としてご自身の右に引き上げ、イスラエルに悔い改めと罪の赦しを与えてくださいました」。ここのフットノートは言います。
「元首」は彼の権威と関係があり、「救い主」は彼の救いと関係があります。彼はご自身の権威を持って主権的に地を支配し、神の選びの民が救いを受けられるように、環境を案配されます。
天には御座があり、私たちの周りで起こる環境全ては、主権者であるキリストによって案配されています。この問題が起きるのを主が許したのは、主が私たちをさらに一層救うためであると、目が開かれました。その後、生活の中で何度も主と交わりをしました。すると彼は少しずつ私の存在を征服し、調節し、彼が私に、また他の人に何を供給したいのか、また経験させたいのか少しずつクリアにされました。また、主が彼と私たちの親密で個人的な時間をどれほど尊んでおられ、神のみこころが地上で行われるためにはこれが必要であることを認識させられました。
「わたしが行おうとしている事を、アブラハムに隠しておいて良いだろうか?」。神にこう言われるほど、彼と毎日時間を費やしたいと願います。
15期生 M姉妹